西風

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昭和56年12月公開。
「ムーランルージュの青春」公開時にこの映画の主役をやった
榎本君から連絡あり、京都で水だしコーヒー店を展開する
青年実業家になっていた。
近々デジタル化しておこうとも考えている。
当時赤坂東京現像所での試写室で新藤兼人さんとふたりで見た想い出が
蘇る。このとき助監督をやってくれた溝上潔君は、その後新藤さんの
「午後の遺言書」のプロデューサーになる。
もう一度このロードムービーの精神から出発しようと思う。
新しい映画のために。
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# by stgenya | 2017-07-06 02:59 | 映画・ドラマ

亡くなっためんちゃん法要

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彼がいちばん好きだった
鎌倉の森を
一緒に散歩した。
雨上がりの木々の香りが
池までつづいていた。

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# by stgenya | 2017-07-03 03:54 | 出来事

明日待子さんを囲む会


今回は、私的に上京され、佐々木千里の墓参りされた。
極近親者のみで浅草にて食事会をもうけていただいた。
96才で北海道からフェリーで来られた。
しっかりとされて、いつまでも可愛いアイドルでした。
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# by stgenya | 2016-10-14 03:17 | 人物インタビュー

君の名は。

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「君の名は。」原作・脚本・編集・監督 新海誠 制作Comixwave
配給 東宝。28日目にて興収100億円突破。
 新海監督は、短編・中編のモノローグで語る私小説的な作風が特徴だった
けど今回は、練りに練ったエンターテイメント作品にして成功した。
 つまり予告で出て来る「転校生」的な内容の映画かと思っていたところに
話の中盤から大きく壮大な物語を紡いで行く。それも入れ替わりという
モチーフをラストまで生かして。
 それは、歩道橋で三葉と瀧がケイタイがつながらなくなった時点から一気に
展開する。瀧は、三葉に会いに行く。そして三葉の住んでいる飛騨に衝撃の
事実を知る。ここで時間軸がズレていたことが提示され、それを取り戻す
新たな物語に転換する。それも二転三転と。
 ここがいままでの新海作品と違う所だ。この激しい変化を107分に納めた
ために、あれ、あれはどうなっているんだろうと観客は頭の中で整理して
後半のカット一つ、セリフひとつを再吟味しようとしてもう一度見たくなる。
失われた時間、距離、記憶の新海三要素を今までと逆転してポジティブに
取り戻そうとして物語を書き上げたことが結果的にうまくいった。
これを可能にしたのは、最初に三葉の町と家族と神社のしきたりを20分
ぐらい長く見せていたことと入れ替わる二人が戻るとその記憶がなくなる
という決定的なカセを観客に印象づけたこととが大きい。
つまりズレた時間とふたりの距離と失った記憶をご神体に納めた口かみ酒
を瀧が飲むことでワープして、喪失の穴を埋めようと三葉になった瀧が
活躍し、ある自然災害を克服し、希望を取り戻すというドラマになった。
もちろん監督本人も言っている通り、3.11がここにかかわって来る。
あれだけスキな人の名前も忘れてしまう入れ替わり。
会いたいのに会えない切なさ。
それが時間が5年飛んで再会し、ラストの「君の名は?」となる上手さ。
森田芳光にしても相米しても岩井俊二にしても代表作はひとつあればいい。
それからするとこの作品は、新海誠の明らかに代表作になる。
思えばだった一人でCGアニメを自主制作して始った若者が100億の大作
を手がけてしまう時代なのだ。師弟もなくプロの現場経験もなくできて
しまう。これは、大きなことだ。
この夏、この映画に熱中した少年少女の中に第二の新海誠が、宮崎駿が
出て来ないとこも限らない。
そして東宝が最初15億いってくれれば御の字だった「君の名は。」が
ここまで大化けしたのにびっくりしているだろう。
夏休みの最後8/26公開、しかも渋谷や池袋、有楽町などメインでTOHOの小屋
からはじき出されて、キャパの少ない劇場になってしまった。
でもこれが逆に新海にはプラスになった。
劇場が小さいから連日超満員。これがニュースに。そして後半の町を
救うシークウェンスが端折った(ここは、もっとうまい編集があったと
思う)ために10代20代がもう一度見ないとわからないとリピーターに
なったこと。あらゆることが幸運に動いた。
次が大変だろうが新海監督には、是非頑張ってもらいたい。
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# by stgenya | 2016-09-26 01:50 | 映画・ドラマ

スターをつくるのは、オリジナルストーリーだ。


井上梅次監督へのインタビューで
石原裕次郎を日活の江守さんから売り出すのには、
どうするのかと問われて、
配役では、脇を固めてから
まずストーリーだと言われる。
それもオリジナルストーリーだという。
裕次郎を最初文芸作品に出して、下地をつくってから
オリジナルストーリーで見せ場をつくり、
娯楽作を生み出す。
スターを際立たせるようなストーリーにしようとすると
自然とオリジナルになる。
大好きな井上梅次監督の貴重な話である。
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# by stgenya | 2015-07-18 03:19 | 映画・ドラマ

映画評論家がいなくなった

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とある有名なヒット作のプロデューサーと話していて、マスコミ試写に来ない
映画ライターがいっぱいいて、DVDを送る習慣がいつのまにか出来て、
そのDVDも返さない。
もうDVDを送るのやめようと思っているとこぼされた。
だいたい映画ライターなんて言葉は、いつごろから出来たのだろう。
映画評論家と昔はいって、著作もあって言う事に重みがあった。
松田政男や佐藤じゅうしんみたいに喧嘩してまで論をはる人もいた。
それが今テレビ雑誌の芸能コーナーで映画を紹介する人を映画ライターと
言う。
評論家は、詳しい映画の知識がいるが、それほどなくてもできるということか。
DVDで映画を見る。
キネ旬や新聞の映画欄の映画記事を書いているライターも
そういうことが多くなった。配給宣伝から断れないとそれですます。
 試写室が仕事場だと言った古い批評家もいた。
忙しいからそれも仕方ないのかもしれないが、映画は、
やはり映写して見てもらいたい気がする。
途中で電話がかかる、家人や宅配の声が聞こえる。
そんな環境で出来立ての映画を批評する。
それを読んで映画館に足を運ぶ一般の人は、
映画館でみんなと見ている。
キネ旬のベストテンだって、100本以上の映画が対象になるのに
投票している映画評論家は、それぞれが2,30本しか見ていない。
全部見ている人が何人いるのだろう。
それで順位を決めるのって統計学的にもおかしいね。
この二十年、日本映画がよくなっているのだろうか。
どんな小さな作品も昔のキネ旬の村井さんみたいに足を
運んで評価する人がいた。
いろんな映画やシナリオのコンクールがあるけど、
突出したライターや監督が出てこない。
芥川賞などもそうだけど、それって選ぶ方にも責任があると思う。
あるいは、選んだ作品や作家がその後活躍せず、
何年もそういう状態がつづく。
それは、選ぶ評論家の能力も問われることにならないのだろうか。
コンクールで意見が白熱して、審査員が降りるという
真剣さがかつてあった。
評論って、それでめしを食うわけだからそんな真剣勝負が
もっとあってほしいと思う。
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# by stgenya | 2015-06-23 05:09 | 映画・ドラマ

スクリプター堀北昌子さん

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昭和5年5月5日に京都生まれ。日本映画の重要な作品に携わったスクリプター。
今日インタビューを収録する。
昭和25年に大映京都に入社。森一生監督に気に入られ、一年もしないで
一本立ち。
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その森監督に連れられて新しく出来た日活撮影所に遊びに行った
のが日活へ移籍するきっかけになった。
先に移籍していた録音の橋本文雄さんたちの旧知もあったという。
 そして井上梅次監督の「緑はるかに」で初めてのカラー映画につき、
「絶唱」の滝沢英輔や「泥だらけの純情」の中平康監督のもの中心に
日活の全盛期を歩く。そしていよいよ71年の「濡れたハイウェイ」で
ロマンポルノにつくが、にっかつの路線変更についていけず
三船プロでテレビドラマと映画(「犬笛」「海燕ジョーの奇跡」)に携わる。
そして細越プロデューサーの紹介で伊丹十三の「お葬式」につき、
「ミンボーの女」までヒット作に6本連続で記録として付き合う。
伊丹さんが現場でモニターに拘って画づくりしたのは、日本映画では
はじめのことだった。
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また伊丹さんが作品に入る前に父・伊丹万作の映画を見直していた
そうだったという。
現場は、楽しく、ヒットすれば各スタッフにボーナスを現金で出した。
長い映画人生でそんなこともはじめてだった。
現在85才。お元気な堀北昌子さん。
京都で育ち、現代劇に憧れて東京の日活で活躍され、フリーになって
伊丹映画の重要なパートナーになった。
伊丹さんも京都育ち、日本映画史の血を受け継いで映画を造った。
ふと思った。京都と映画魂というキーワードが最初と晩年に
つながっていますね。と言うと、そんなこと思ってもなかった、
と目を丸くされた。
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# by stgenya | 2015-04-27 02:34 | 人物インタビュー

道しるべ予告編



人の生き方も考え方も十人十色。
丁か半か・・・
見えない道しるべを選んで進む道。
どっちに行っても
恨みっこなし。
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# by stgenya | 2015-04-16 03:33 | 映画・ドラマ

大瀧詠一forever


大瀧詠一が亡くなって一年以上が経って
このところ毎日彼の過去の業績を聞いている。
音楽のみならず、映画、スポーツ、コケに至るまで
凝って理論化し追求する真面目な姿と
はっぴいえんどの旧メンバーや山下達郎や坂崎幸之助など
と語るザックバランな自由人の福生のご隠居としての姿
など浮かんで来て、とても不思議な人だったと思うと
同時に大切な人を亡くしてしまったんだなと胸さける。
大瀧さんには、是非喜劇映画の音楽をやって頂きたかった。
それが残念でならない。
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# by stgenya | 2015-03-14 01:30 | 映画・ドラマ

新作映画「道しるべ」

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映画「道しるべ」が完成し、6月角川シネマにて公開が決まりました。
 振り込め詐欺に遭う園まりさん扮する老婦人と詐欺の手先の
ミフネ・トシロー役の仁科貴さんと園さんの恋人・浜畑賢吉さんに
たまたま同じ名前・ミフネトシローだった金谷ヒデユキさんが
じぐざぐに絡み合う喜劇映画。
 五年前に企画が出た時は、オレオレ詐欺だった。
それが今では、特殊詐欺とまで形態がころころ変わっているが、
詐欺の中身は、同じ。
そしてその被害がますます増大している。
これは、映画にしないとたいへんだと脚本書きが始まったのが
ちょうど一年前。
やっと映画にたどりついて、ベストなキャスティングを得て
発表できるまでになった。
映画の企画は、自然と実になる。
大事なことは、その映画を信じること。
その一言に尽きます。
誰が何と言おうと、一週間寝て
その映画の夢が覚めず、ますます膨らむ場合
自分を信じること。
つくづくそう思います。
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# by stgenya | 2015-01-22 10:48 | 映画・ドラマ